2015年10月11日日曜日

アサラト紐の個人的考察⑤「まとめ」

①,②,③,④、と紐についてうだうだ書いてきましたが、今回はその他含めて最終回、「まとめ」です。
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今回各紐の紹介をみて、参考にしようという方はたぶん自分で紐を変えてみたいという方ではないでしょうか?(それ以外に一体何に?)

という訳で、「紐の交換」ということについて書きます。

・・・・その前に、紐について自分で調べている時に、ロープそのものについて詳しくてわかりやすいサイトがありましたので興味があったらご覧ください。こちら→(なんと漁網に関するページでした。)
最初に載せてよ、という感じもしますが。→だって途中で見つけたんだもん。

えーっと、
・「紐の長さ」片手分で約40㎝は用意すると良い思います。手の大きい人や初めてで失敗が怖い人などはもう少し長くてもいいかもしれません。
少しでも長さが足りないと全く使えないので、長すぎて失敗は無いと思います。*下記の紐交換の手順の項に付け足しがあります。

・「穴の大きさと紐の太さの関係」ですが、出来るだけ近い大きさがよいと思います。
5㎜の穴なら5㎜のロープ。といった具合に。穴を小さくすることは出来ませんが大きくすることは出来るので、太いロープを使いたい場合は穴を拡げる手もあります。
*ただし、この作業も失敗したら戻せません!!!

・「紐の太さ」ですが、正直5㎜と6mmでは私はそれほど違いを感じませんでした。
自分が目にした範囲でしかありませんが、5㎜弱から6mm強くらいの間のものが多いような気がします。
紐自体はそれほど高いものでもないですし、いろいろ、替えてみて遊んでみるのもよいかと。

・「交換作業について」
アサラトの玉は完全な球ではないので、置くと必ず転がります。
なので紐を外すときは、ひとつにひとつずつカップのような入れ物があるとやりやすいです。
(中身もこぼれませんし。)お盆のようなものの上でするのもいいですね。
その他に、よく切れるハサミ・テープ・ペンチ・定規なども用意してから始めるとよいかな。ペンチは紐が通りにくい時に引っ張り出すのに便利です。あんまり無理すると玉が割れるかもしれないのでそこは穏便に。

紐交換の手順、私の場合。(玉から前の紐を抜いた状態から)
・端の処理をする
・片側を軽く結ぶ
・玉に通す。
・もう一つも通す。
・反対側も軽く結ぶ。
・掴んでみて(グラブの状態)大体よさそうなところで結び直す。
・少し長めに残して余分を切る。
ザイルの場合、結び残りが2センチ以下はやめた方がいい気がします(せめて1.5㎝くらい?)。なぜかというと、後の修理のこともありますが、「ほどけやすい」のが一番の理由です。かなりしっかり結んでいても残りが短いと演奏しているうちに弛んでくることがあります。演奏中に「なんか紐がのびてきたかも?」と感じたら紐の確認を。うっかりすると外れます。
・切ったところの処理をする。
・長さの位置を決めながら、左右均等の力加減でしっかり結ぶ。
(綿ロープの場合はこの時点で初めて端のテープを取る。)

大体そんな感じでしょうか。

また今後気づいたり間違いを見つけたりした時は書き直します。

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