2016年9月19日月曜日

二日続けて雨で流れたイベント出店のあとにおもってること

ずっと外れてた天気予報が、昨日今日と急に当たって雨が降り、
出店予定だった催しが二日とも中止になった。

ひと月前くらいに、毎年春のイベントの出店を一緒にしている友人から
今回の出店の話をもらった。

春の時はいつも、手続きや主催者とのやり取り、時間通りの設営など諸々を
その友人がしてくれている。
万が一私が出店できなくても、遅れてきてもOK。
そんな環境を用意してくれている。

今回も同じ感じでいいと言ってくれたのと、
春の時の品物の残りが結構あったので、初めての、年に複数回の出店に挑戦させてもらうことに。

とは言え、ゼロから用意するわけではないにしろある程度準備はいるわけで、
それなりに頑張って過ごしたひと月。

イベント中止でぽっかり空いた今日は、結局一日中お休み気分で過ごしながら、
色んなことを考えていた。

一番感じたことは、中止になってがっかりするかと思ったら、
結構ホッとしている自分がいる事。

実を言えば春の出店が終わった後に、もう一つイベント出店をするつもりだった。
売るものが残っていたこととか、家から近いとか、半日だけ、とか
いろんな条件が整っていたので、開催二週間前に申し込んだ。

その後ゴールデンウィークの調子は次第に下降していって、ギリギリまで迷ったけど
結局直前にキャンセルした。

今、あの時に思った同じことを再確認している感じ。

今の自分にイベントに出店するという行動はハードルが高いと言うより、
無理な事なんだよなぁ、と。

五月がなんとか毎年出られている事の方が不思議なくらいで。

私がいなくても、準備から商品並べたり等の設営、当日の販売(接客)、片付け、金銭の管理等々を
行える人がいないと約束一つできない。
脳みその情報を処理する力と、体を動かし続ける力の両方が不足する状態では、
「行動の主が私で誰かがサポートしてくれる」というレベルではまだ足りない。

サポートを整えて出店する努力をするよりも、違う方法を考えた方が現実的なんじゃないか。

まあ、ずっと最初からなんとなくは思ってきた事だから、いくつかは考えもあって、
今回はそれを行動に移してみる時かな…と自分に決断させるための出店(出来なかったけど)
だったような気がする。

ひとつひとつ、失敗しながら転びながら学んでいる。
結果が付いてくるかはまた別の話だけど。


2016年8月20日土曜日

市販の冷蔵のピザをより美味しくする

自分で買うことはまずないのだけど、母が時々お昼ご飯用に買ってくる。
焼くだけで食べられるという手軽さで買ってくるものだと思うけれど、大抵少し手をかけます。少しの手間ですが結構出来上がりに違いがあるように感じます。
人が集まるときなんかに買って来た時も使えるんじゃないかな?
生地から作る場合も気を付けることは基本的に一緒ですね。

・焼く前に・・・
①冷蔵庫から出して常温に戻しておく。(時間が無いときは電子レンジの弱で20秒位
~チーズが柔らかくなる程度にかける。火は通さない。)
②生地の縁に着いているチーズを中に寄せる。
③片寄っているチーズをばらして広げる。
④生地の縁過ぎず真ん中過ぎないくらいの位置にぐるりと一周オリーブオイルをかける。(できるだけ少ない量で。細ーくたらす感じ。)
⑤粉チーズを少量振りかける。
⑥オーブントースターを温めておく。

*①と④と⑤はかなり違いが出ます。生地がカリサクに焼けます。焼き時間も短くすみます。②と③は見た目に違いが出ます。均等になるという点では味にも影響あるかな。

・焼く時は・・・
①できるだけ高温で。トーストの設定があったらそれで。
②表面のチーズがグツグツいって、焦げ目がつくまで焼く。
③または表面のチーズが大体溶けたら魚焼きグリルに移し、焦げ目がつくくらいに焼く。

*③はしなくていいけど、いつまでもトースターにかけてても焦げ目が付かないときなんかはこっちの方が早くておいしいと思う。最初からグリルでやる手もあるんだけど、グリルによっては火力が強すぎて中が焼ける前に焦げてしまうことがあるので。

・具を足したい・・・
①生の材料の場合、材料はできるだけ薄く細くきる。(できるだけ短時間で火が通るように。)
②具材が重ならないように置く。(火通りのムラを防ぐ)
③中心部と縁の近くには置かない。(真ん中は火が通りにくくて、水っぽくなりやすい。)
④乗せすぎない。
⑤具材の温度もできれば常温にしておく。
⑥火の通りにくい物をできるだけ上の方に来るように置く。

「ツナとコーンのピザ」に
細切りピーマン、スライス紫玉ねぎ、粉チーズ、オレガノ、粗挽きコショウ追加。

上のピザに
輪切りゆで卵(上に少しマヨ)追加。
名前は忘れたけど、特に具らしい具のない普通のピザに、
スライス紫玉ねぎ+細切りピーマン+粉チーズ+粗挽きコショウ。
上のピザ+ゆで卵+マヨ。
追加具材はすべて冷蔵庫の半端残り物。ゆで卵はもらった。

チーズは足しすぎるとくどくなるというか、バランス悪くなるので注意。
ほかには、細く切ったシイタケ、手で裂いたしめじ、えのき、マイタケなどのキノコ類やハム、薄く切ったウインナー、などの肉っ気。(あんまり火が通らなくても食べられるようなものや加工品がお勧め。)缶詰類(汁気はよく切る。ツナ、オイルサーディン、オリーブ、コーンなど)、ジャコ、焼いた魚のほぐした身(塩じゃけ、アジ、サバなどなんでも。)。ポテトサラダ、切れためんたいやたらこなどなど・・。

ピザのために用意するというよりは、冷蔵庫の半端物や、前の日の夕飯の残り、弁当のおかずの材料余りなどの「あるもの」で考えるのがいいんじゃないかな。

気を付けるのは、とにかく「乗せすぎない」事と、一枚の中に色々詰め込むより、一枚一枚はっきり味のイメージが違うように組み合わると面白くなる。
一枚の中に味の強い物を一緒に乗せないのもコツ。かな。
後はスパイスや調味料、ハーブなんかをアクセントに少し使うとか。

味には関係ないけど、自分は切り分けるときにまな板の上に白い広告を重ねておいてその上で切るんですが、そうすると油やチーズでまな板が汚れないし、そのまま捨てられるので後が楽です。

・・・と、ここまで書いて思ったけど、書くほどのことじゃないな…。
せっかく書いたから、投稿するけど。






2016年8月17日水曜日

チャパティ専用

数か月前に、久しぶりに必要性の低い物を購入しました。
「チャパティ専用のフライパン」です。

以前買い物をしたネットショップから、毎年くる「誕生日月の割引セール」のお知らせが。
その中にこのフライパンがあって昨年から気になっていたのだけれど、必要性の順位を考えるとかなり低いので我慢。しかし、とうとう今年購入してしまった。価格は割引後で1400円位。

それがこれ。⇓

中央が少しくぼんでいる。
鋼鉄製で鉄板の厚さが2ミリあってかなり厚い。直径は約23センチ。
通常のフライパンのように縁がなく、薄い生地をひっくり返しやすい。

このフライパン、随所に「インドクオリティ」が見られ、本場の空気を満喫できる。
まず、入っていたポリ袋は製造過程で付いたと思われる鉄粉で真っ黒だ。もちろん本体もまんべんなく黒くて、取り出しただけで手は真っ黒になる。
貼ってあるシールは糊残りが強烈。これは商品レビューを書いてた人のほとんどが書いていたので、事前にペイントうすめ液を用意してあり、簡単に取ることができた。
裏側のリベットは飛び出している部分を半分だけ削ってある。
また、鉄板の縁はバリをとるためにグラインダーで削ってあるのだけれど、グラインダーのかけ方が荒くて、新たにギザギザを付け足しているかのよう。
・・・、などなど。

まず洗剤で二度洗い。シールをはがしてシンナーでふき取り、もう一度洗う。
最初の空焼きはしなくてもよさそうだったけれど、やることにした。
まず青くなるまで熱して、サラダ油をたっぷり注ぎ、しばらく置いて油をなじませたら布で余分な油をふき取る。油は入れる量が少ないと、鉄板が熱すぎて発火することがあるので注意。後、縁が無いので普通のフライパンの様に油を溜めることができずこぼれやすいのでこれも注意。

今回はチャパティ用の小麦粉、「アタ粉」も購入。
さて、ここまでやったのだけど、なかなか焼けずにいてふた月ほどたってやっと使いました。

うーーーん、すごくいい!期待以上。こういう時ってじわじわ嬉しい。

プラスチックの付いた柄は握りやすく、熱くならないし、生地は油をひかなくても何枚焼いてもくっつかない。粉のせいもあるかもしれないけど焦げ目もきれいに付くし、鉄板が厚いから温度変化がゆっくりで安定している。縁が無いから返しやすいし、生地を滑らして移すのがしやすい。

それから食べ物を持ち寄るような機会がたまたま何回かあって、そんな時に焼いて持っていきましたが、なかなか好評。

ちなみにチャパティを焼くときは最後に生地を火の中に直接投入するのだけれど、その時の生地の膨らみ方が面白くてそれが見たくて焼きたくなってるような気がする。

2016年7月9日土曜日

鮭の醤油干し


スーパーで安い鮭のあらを見つけたので、久しぶりに「簡単鮭の醤油干しもどき」を作りました。
以前友人たちで集まったときに持っていったら好評だったのと、作り方を聞かれたので紹介してみます。

鮭は、サーモンではなく銀鮭や白鮭などを選ぶとよいです。
輸入のサーモン(トラウト)などは「あら」の場合ハラミであることが多いので、脂っぽくなる上に食べられる部分が少ないです。(ただし、つまみの感じで食べるとか、リッチな感じで食べたいのであれば、それはそれでおいしいです。)

こんな感じのしっぽに近い部分のあらの場合、骨もないので捨てるところがほぼ無い。最高です。
(安い上に、無駄も手間もない・・・こういうのを見つけたときはたまりません!)
これで大体370グラム位でした。

これを液に漬けます。
ポリ袋に醤油とみりんを4対1くらいで入れてそこに鮭を入れます。
漬け液の量がよくわからなかったら、先に袋に鮭を入れてから軽くもみほぐしながら醤油を少しづつ入れ、全体に回るくらい入ったらそれに対してちょうどよくなる量のみりんを足します。そのあと液がよく混ざるように袋の上からもむようにして混ぜることをお忘れなく。

今回は漬け液の量が多すぎました…もったいない。

入れたら、空気をできるだけ抜いて袋の口をしばり、均等に漬かるように平らにしてから万一袋が破れてもいいようにお皿かトレーの上に乗せて、冷蔵庫へ。
(塩気の違いや切り身の大きさなどでも違いますが、30分~1時間位。)

漬かり具合の目安は、
・身の表面に少し透明感が出る。
・身に醤油の色が少しついている。
・表面がトロっとしてくる
といった感じ。

そしたら、袋から取り出して表面の水気をキッチンペーパーなどで取ります。
網などに並べます。
なければ、巻き簾に乗せたり、箸をお皿の上に並べてそこに乗せたり。
要は身が浮いて下側も空気が通って乾きやすくできればよいのです。
どうしても無ければ、皮目を下にして皿に並べてもできますし。
ちょっとわかりにくいけど、表面の様子。
こんな感じに並べます。
並べたら下にお皿やトレーを置いて、液が垂れてもよいようにして冷蔵庫に入れて一晩ほど乾かします。(袋も何も書けず、裸で入れます。)

上の写真が乾燥後。写真では違いがあまりよく分かりませんが、表面を触るとぺたっとした感じですが水気は手につきません。
(ちなみに乾燥後は300グラム位になっていました。)

これで出来上がりです。

漬け液の内容は甘めが好きならみりんを増やせばいいし、みりんなしでもOK。今回も少し入れましたがお酒を入れるのもよし。特に醤油だけだと辛くなりすぎることがあるので入れることを勧めます。また、みそを入れたり醤油を白醤油に変えたりハーブやコショウを入れて洋風にしたりアレンジは色々です。
魚も鮭ばかりじゃなくて、ブリとか鯛とか、鰆、ニギスなどでもおいしいです。

焼くときは、漬け液のせいで少し焦げやすいのでご注意。

これ、普通に焼かずに鍋などで少しスモークをかけてやるとまた違った雰囲気のおいしさです。

色々細かく書いたけど、一度作ってみたら結構いい加減でも簡単においしくできます。
お試しを。


2016年5月17日火曜日

名前の由来

工房マークが決まり、ページにもアップせんとなー・・・なんて思ってスキャンの機能なんかを初めて使ってみたりと、いろいろやって「まあ、取りあえずこんなもんでプレビューでも見てみるか」なんてF.B.のプロフィール写真をいじっていたら・・・あれ?前の写真が消えた…?試しのつもりがアップされてるし…んーま、いいか・・・。なんかグダグダだなあ。って言ってるけどもっとグダグダな事実を発見して自分にあきれてるここ数日です。

いつも名前を言うたびに意味や由来を聞かれるので、マークの紹介ついでに書いとくことにしました。
「アレガメ」は40年ほど前に書かれた「ニューギニア高地人」という本の中に出てくる言葉です。
もう一度読み返して確認しとこうと本を開いたらびっくり!今まで説明してきたことと違う!勘違いしてるよ!自分!しかも、その間違いに気づいたことが二度目だということも思い出しました。
でもってよくよく思い出してみたら、勘違いではなくて最初に決めた時に迷ってこっちにしたような…あやふやだけど。

「アレガメ」というのはモニ族が使うあいさつの言葉だとずっと説明してきたんですが、それは「アマカネ」という言葉で、「アレガメ」は親しい友人に対して尊敬の意を込めて呼びかける言葉です。私はこのふたつを取り違えて使っていたわけです。言わなきゃほとんど誰も判らないんでしょうけれど。間違えて伝えてしまった人にはごめんなさいです。でもきっと誰も困ってないでしょうね。

もし飲食店を開いていたなら間違いなく「アマカネ」の方を使っていた気がします。「アマカネ食堂」。でも工房名にはなんとなく音の感じで「アレガメ」の方がしっかりしてるかな?位の感じで決めたような。

それにしても「アレガメ」と呼んでくれた人はみんな、「友よ!」と呼びかけてくれることになるので、非常に押し付けがましい感じがしますね。


それと、この「ニューギニア高地人」(「極限の民族」の中に収録)ですが、お薦めです。
ぜひ読んでもらいたい。そして腹を抱えて笑って頂きたい。もう出版されていないので図書館へ行ってみてください。
(今回図書館に借りに行ったら「書庫にしまってあるのですが傷みがひどくて貸出できません」と言われ全集に収録されている別の本を借りてきました。)

それではこれからもよろしくお願いします。

2016年4月3日日曜日

まーくのハンコが来た!

ハンコ作りの友人に頼んであった、まーくのハンコが三月末に届いております。
何事もひとつに決められない私は結局図柄をふたつ作りました。工房名だけのハンコも作ってもらったので全部で三つ。組み合わせて使えば名刺にも包装にも郵便にも使えるかなと思ったので。

ほんとはFBページのプロフィール写真に設定したいのだけれど、画像として読み込んだりするのがよく分からなくてまだできていません。はるかかなたの学生時分に似たような事やったようなきがするんだけど・・・。

それにしても、自分のハンコが出来てくるってのは、なんだか嬉しいものですね。
多分今はコンピューターの画像データなんかで、ハンコなんて使うのは少ないのかもしれないけど。今回頼んだ消しゴムハンコ職人さんはいつも色んなことでお世話になっているのだけれど、考えてみれば自分の注文を出したのは今回が初めて。(すまないねぇ。)仕事は沢山見てるからどんな感じで作るのか知っているけど、改めて仕事ぶりに感心する。
あんなに飲んでてこんな仕事やれるのか…?って言うほどお酒のんでる話しか聞かないんだけど、やる時はやるって人なんですよ。カッコいいっていうか、面白いっていうか。うーん、とりあえず体には気を付けてほしいです。

*というところまで書いたのが数日?前で、その後なんとなくPCいじってこんなの出来ました。

2016年3月18日金曜日

2016小物市参戦予定

ここ何年か友人の支えで出させてもらっている小物市。

年に一度の実店舗。

友人から連絡があって今年も出店する意向を伝えました。
まだ正式には申し込みが済んでいないのだけれど、多分決まりだと思います。

と、いうことで今、「市に向けて製品生産中」の日々です。

と、いうことで、途中経過を報告できる余裕があれば、紹介していこうと思っています。

それと、今年はありがたいことにテント(タープ?)を貸してもらえることになりました。
毎年悩まされている強烈な太陽光線から今年は逃れられそうです…私も、来てくれるあなたも。