出店予定だった催しが二日とも中止になった。
ひと月前くらいに、毎年春のイベントの出店を一緒にしている友人から
今回の出店の話をもらった。
春の時はいつも、手続きや主催者とのやり取り、時間通りの設営など諸々を
その友人がしてくれている。
万が一私が出店できなくても、遅れてきてもOK。
そんな環境を用意してくれている。
今回も同じ感じでいいと言ってくれたのと、
春の時の品物の残りが結構あったので、初めての、年に複数回の出店に挑戦させてもらうことに。
とは言え、ゼロから用意するわけではないにしろある程度準備はいるわけで、
それなりに頑張って過ごしたひと月。
イベント中止でぽっかり空いた今日は、結局一日中お休み気分で過ごしながら、
色んなことを考えていた。
一番感じたことは、中止になってがっかりするかと思ったら、
結構ホッとしている自分がいる事。
実を言えば春の出店が終わった後に、もう一つイベント出店をするつもりだった。
売るものが残っていたこととか、家から近いとか、半日だけ、とか
いろんな条件が整っていたので、開催二週間前に申し込んだ。
その後ゴールデンウィークの調子は次第に下降していって、ギリギリまで迷ったけど
結局直前にキャンセルした。
今、あの時に思った同じことを再確認している感じ。
今の自分にイベントに出店するという行動はハードルが高いと言うより、
無理な事なんだよなぁ、と。
五月がなんとか毎年出られている事の方が不思議なくらいで。
私がいなくても、準備から商品並べたり等の設営、当日の販売(接客)、片付け、金銭の管理等々を
行える人がいないと約束一つできない。
脳みその情報を処理する力と、体を動かし続ける力の両方が不足する状態では、
「行動の主が私で誰かがサポートしてくれる」というレベルではまだ足りない。
サポートを整えて出店する努力をするよりも、違う方法を考えた方が現実的なんじゃないか。
まあ、ずっと最初からなんとなくは思ってきた事だから、いくつかは考えもあって、
今回はそれを行動に移してみる時かな…と自分に決断させるための出店(出来なかったけど)
だったような気がする。
ひとつひとつ、失敗しながら転びながら学んでいる。
結果が付いてくるかはまた別の話だけど。