2015年10月16日金曜日

作ってもらったペンケース

もう何か月も前になりますが、革のペン入れを頼んで作ってもらい、毎日使っています。
特注品ってやつです。
私が笛を作ったので、そのお代として破格値で作ってもらっちゃいました。

笛をお渡しした帰り、パン屋の喫茶コーナーで抹茶オレを飲みながら、遠慮なく細かい注文を出し、その場で絵をかいたりして採寸してもらい出来上がったら連絡をもらうという話で別れました。

いつも使っている雑記帳は自分で板紙をガムテープでつないで表紙にして、その間に市販のA5の紙を挟んだ物なのですが、ただ挟んでいるだけで中身が落ちてしまいます。

なので小さい袋に入れ、ペン類は袋の縁に挟んで持ち歩いていました。
ところがペンが重くて袋が下がってしまうのです。ペン入れだといちいち出すのが面倒くさいし、
かさばりますし・・・。

「こういうのが欲しいなー」という形は頭にはあったのですが、そんなの売ってるの見たことないし。そんなときのお話だったので「渡りに船」とはこのこと、てなわけで・・・

こちらがその品です。
(総本革製、手縫い!)
左から、水性ボールペン、万年筆、3色ボールペン、ペン型消しゴム、筆ペン、
修正ペン、シャープペン、カッターナイフ、でフルセット。
しばらく使っているのですでにちょっと傷やへこみが。
横から見るとこんな感じ。

これが自作?のノート。

重ねるとぴったりの大きさ。

こんな感じでふたつとも袋に入れます。(袋は今後自分でぴったりの大きさのものを作りたいと思っているのですが。)
兄が子供のころに使っていた袋です。かわいいけどよれよれ。
ひじょーーーーーに、使いやすくて、気に入っています。

何しろ、
サッと取り出して机に置けば開く必要もなく、どこに何があるかひと目でわかる。
ゴロつかない。しまい忘れが無い。
カバンから取り出しやすく、入れやすい。
ペンの後ろにメモ用紙や、薄い定規も入れられる。

逆さになってもペン結構落ちないですし。

これ商品化したら結構いいんじゃないいかなあ。自分だけかなあ。
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今回注文して一番思ったのは「注文する人の気持ち」。

基本今まで自分の欲しいものは自分で作ってきたので、頼まれることはあっても頼むことはほとんど経験がありませんでした。もちろん注文出来なかったのは経済的な理由も大きいですが。

絶対自分ではムリ!という訳ではなくても誰かに作ってもらうというのはとても新鮮でな経験でした。

楽しみだな~、どんなふうになるのかな~、早くできないかな~、でももうちょっと待つのもいいなあ~ポワワワワ~ン・・・
といった、ワクワク感。こんな気持ちなのかな、みんなも。

そう思ったら、今後の受注にもいままでとはまた少し違う気持ちで向かうような気がします。

こういうのも大事だな。と感じた経験でした。

ありがとう、tachimasaさん。大事にガンガン使ってマース!

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