2015年6月13日土曜日

「則光」って誰?

随分前から、すこーしずつ準備をしてきた「砥ぎ」仕事。

木工刃物を研ぎ、一応厨房で(洋食)庖丁を砥いでいた経験もあり、自宅でも普段砥いでいたので、何とか今の自分にできることを考えていて、たどり着いた考えでした。

料理する側からも、砥ぐ側からも見ることが出来、他の刃物との違いもある程度知っている。
「これなら、なんとかなるかも」、と準備を始めたものの、考えの甘さを痛感する日々。

お受けする包丁は、一本一本みな性格が違い、勉強させられてばかりです。

とは言え、切れ味に満足していただけたときは、嬉しく、ホッとしています。


今はまだ、基本的には一般的な両刃包丁のみで受けていますが、
色々、砥げるようになれば、と思っています。

というわけで、私の謎の箱(がらくた箱という人も)から、今まで集めてきた
謎の刃物を砥ぎの練習用にと、久しぶりにガサゴソ・・・。

む、これは。

刃渡り12センチです
錆びはありますが使えそうです。
日本刀。

残欠刀ともいうそうで、錆びたり使えなくなったものを短く切って鉈やなんかに作り直す人がいるみたいです。
もらった当時は気が付かなかった。「変な刃物だなー」ぐらいで。

こんなの持ってたんだなあ。
銃刀法では日本刀は刃が15センチ未満は引っかからないので、私はつかまりません。

よく見たら、「則光」と銘が見えます。
誰なんでしょうね。

知ってたら教えてください。

いつか砥いでみます。(こんなの練習にしても役に立ちませんもん。)

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