2015年9月25日金曜日

アサラト紐の個人的考察①「現地紐」

しばらく前にmyアサラトの紐を交換したことを書きましたが、それ以前から紐の違いについては関心がありました。ただ、そんなにアサラトばかり買うような銭はないし、すぐにいろんな紐やアサラトを手にできるほど街中に住んでいるわけでもないので、ここに至るまでずいぶん時間が経ちました。
今後も製作上関わってくることですし、記録がてら感じたことを書いてみます。
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この考察結果は完全に私個人の感覚です。
アサラト振りの方の技術に関しては初級の上といったところで しょうか。
  (基本的な技はある程度できるけれどリズム作りはまーだまだの人間が書いたものです。)
全て紐に関してのみで、玉のバランスがある程度調節済みの場合と考えてください。

まず一つ目はこちら。
ちょっと手垢で汚れてます。ごめんなさい。
現地から輸入された時についていることが多い布きれをよりあわせて作ってある紐。
特徴は・・・

・民族楽器らしい雰囲気。
・柔らかい。
・色がまちまち。(それが魅力?)
・左右の紐の太さが揃わない。
・長さの調節がややしにくい。(しっかり結ぶとほどけにくく、使っているうちに紐が少し延びてくる。)
・汚れが目立つ。

大体こんなもんかな?
いい悪いではなくてあくまでも特徴です。

演奏に影響する点としては、

・紐が柔らかいのでホイップなどは割とやりやすい。ただし太さなどが均一ではないのでトリプルホイップなどは難しいと思います。(玉のバランスもかなり影響があるけれど。)
・左右の太さのばらつきなどから、投げ技の安定性に欠けるかもしれません。
とはいえ、演奏に関しては技術力がかなり関係しますから(弘法筆を選ばず、ですね)これから始める人向けの情報なのかな?でもそんなに使いにくくないし、一番民族楽器らしさの出る見た目になると思います。

ちなみにこの紐はもともとこのアサラトについていました。

このアサラトはネットショップの「あわうみ」さんで購入。ノーマルタイプのМサイズです。
「あわうみ」さんの店長の筒井さんはご自身もアサラトを振れる方です。対応もいつも丁寧親切で、個人的にお気に入りのお店です。(あんまり買っているわけじゃないから、いい客じゃないけど。)
おすすめのお店です。口琴も充実していますしね。

初回は簡単にこんなところで。
次回は綿ロープかザイルの予定。

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