2015年4月30日木曜日

蕗をふた味

手前は薄味きゃらぶき風
奥は蕗と油揚げのさっぱり炊き
     
      今朝は、蕗を炊きました。      
なにやってるのかしら?
皆さんも、きっとご存じのとおり
こんなことしてる余裕なんてないんですよ。

でも、
こういう季節のものって
予定もなしで突然やってくるんですよね。

人が合わせるしかないわけで。

だけど、
以前は、こんなこととても出来ませんでした。

症状が今よりひどかったときは
手を上げるのもしんどかったり、
脳がストップしてしまって手順が浮かばない。
くやしくて、くるしくて。

以前調理でお金をもらっていたなんて
信じられない自分でした。

もちろん今日も無事終わった後は
疲れが出て、休まざるを得ませんでしたが。
それでも夕方からはまた少し活動。
そんな今に、少し感動を覚えるって言ったら、
大げさにきこえますか?

もちろん蕗は夕飯に。
手前味噌ですがおいしゅうございました。

生の筍とか、山菜とか、栽培されてなくてその時しか
食べられないものって好きです。

しかしパクチーは何があっても食べません。

原発と新幹線

政治的というか、単純にずっと疑問だったこと。
福島のことを書いたら言いたくなってしまった。

新幹線を作った時の話。
実は目標の速さを出せるようにするのは意外と早かったそうな。
難しかったのは、それを安全に止めるブレーキを作ること。
と、いつだったかテレビで見た。

私が今の病院に診てもらう様になった初めの頃。
医師が私に説明してくれました。
「あなたの脳は、癖の強い乗り物のようなもの。
ブレーキの効きにくいスポーツカー。
運転が難しいのにそれが下手ときている。
急発進、減速なしの曲がり方、そして急ブレーキ。
自分の上手な運転の仕方を体得していくことが大事で、
特に減速の仕方を体得することが不可欠です。
それはアクセルを覚えるより難しい。」と。
(確かそんな感じだった?)

原発は、それを止めることが難しい上に
止めた後もどうやって片付けていいか、
まだ誰も知らないし出来ないんですよね。

なのになんでそんな恐ろしい物
作っちゃったんだろう?

あんなに上手に、安全第一に、
新幹線を作れた国なのに。

ただただ疑問なんです。


2015年4月29日水曜日

福島発「カバの黒幕」

昨年からずっと気になっていた砥石。
先日思わなかった小口の実入りがありまして、
悩んだ末に、とうとう買ってしまいました。

インターネットで調べてあったので
(一番安く買えるところね)
さっそく注文。

どこにあるお店かなんて全然気にしてなかったのだけれど、
荷物が届いたときに福島県のお店と気づき、
「お、やった、当たり!」
と、思わずつぶやいたのでした。

あの地震の時何にも出来なかった自分。
忘れてるわけじゃないけど、今も何もできない自分。

たまたま買った商品が、福島のお店だったのがうれしい。
罪滅ぼしとかそんなんじゃなくて、
かの地と自分になんとなく繋がりが出来たような、勝手な気分。


ところで、この砥石、知ってる人には有名で、知らない人は全く知らない
そういった類のものです。
同じ会社の同じ系統の砥石なのですが、
ほんの少しの違いで二種類のラインナップになっています。

片方は「刃の黒幕」。
もう一つは「M-15」と味気ないですが、この、カバのイラスト。

この空気の差はなんなんでしょう。

いつも思うんですが、商品の名前を決定したり考えたりしいる時の
会社の会議室の会話って、どんな感じなんでしょうね。
一度覗いてみたいです。小林製薬とか。
届いてから暫くして最近やっと、カバと黒幕の実力のほどを
試してきましたが、

・・・噂通りの手応え!やら・・れた・・・

カバもやさしく手を振っておりました。

2015年4月21日火曜日

飛ばない竹とんぼ

今年も小物市に竹とんぼを出せたらと思っています。
昨年初めて出しました。

結果、一番売れました…。(数が少なくて、最終日には売り切れ。)

でも…買っていかれたご婦人がしばらくして戻ってきて、
「もう少し飛ばないのを下さい」と。

この、自分の中にはなかった言葉に驚きつつ、
「はあ、これが消費者のニーズというものか」と
いたく感じ入ったのであります。

小さいこどもが、飛んで行った竹とんぼを下も見ずに追いかけて、
道路なんぞに飛び出したら、ばあちゃん追いかけられんもんな。

これがほんとのたけとんぼのいりょくだー!

と、あるていどの激飛びを作って持って行ったのですが
年齢層が低い子が多いあそこで売るには向いていませんでした。

ということで、今年は、「飛ばない竹とんぼ」研究中です。
これがけっこう難しい…。

昨年の竹とんぼ一部
飛ばない竹とんぼの試作
(いい感じ)
飛距離2~3メートルくらい




これはついで。
ミニサイズ。
ちゃんと飛びますよ。
当たり前だけどちゃんと点きます。
夜なんて特に
なんとなく、いい気分
豆ランプです。
竹を曲げるにはこれが一番!
左は油壺が割れたので
マジックインキの空瓶で代用。

2015年4月17日金曜日

店頭の蟲笛

寝込んでいた私に、
今日は嬉しい写真が送られてきました。

とうとう、私の作った瓢箪の蟲笛が
初めて店頭に並んだ、証拠写真。

これ見ただけで、
この店が一体何の店なのか、
分からなさが伝わってきます。

ひそかに私は
隣に写っているのが
「アレガメ」、
ではないかと、見ているのですが…

嬉しかったからつい頑張って
投稿しちゃったよ。
さあ、寝るぞ・・

これからも、ゆらゆら、やっていこうぜ。

2015年4月15日水曜日

犬の仕業と自分の仕業(写真多数)

今回も過去作です。
といっても、作ったというか、修理品です。
しかし、ほとんど創作品のようなものでもあります。


蓋を取ったところ
よく見るとあちこち歯形の穴がいっぱい
修理後の木箱
色の違うところが継いだ部分
























今から、五年ほど前でしょうか。
知人から「会わせたい」といわれ、その知人の友人の方のお宅へ
急に伺うことになりました。(ややこしい。)

突然訪ねて行ったお宅では、
なにやら大騒ぎ状態の空気が漂っていました。

挨拶も早々に聞くところによると、
飼っている犬が、留守中にイタズラして大暴れ。

色んなものが歯形にまみれていたのだけれど、
その時散らばっていたのは、陶器の入っていた木箱でした。

幸い、陶器は何でもなかったのですが
箱は、無残な姿に…

初対面の場だったのだけれど、おもわず
「部品が残っているなら、使える程度に直しますが…」
と、申し出たのでした。

叱られて、ちょっと小さくなっている犬を横目で見ながら。

幸い、飼い主さんも、私の申し出を快く聞いてくださって、
「箱として使える状態にする程度」を条件にしてもらい
受け取って帰ったのでした

反対側。
黒っぽい所はブラックウォールナット、
左三角部分はメープル。

蓋を裏から
白く見えるのが継ぎ足した所
桐材
時間経過で色の違いが
分かりにくくなっている。
上蓋の白は桐材、
箱手前上部はウォールナット、
箱右側上部はひのき。

下角に補強の金具を
真鍮で作って入れてみた。
彫金師気分で遊ぶ。
渡したときは
金ぴかだったのに
時間が経って落ち着いた色に
なっていた。

元の色に近い感じでやろうかと思ったんだけど、どうせなら
思いっきり、つぎはぎにしてやった方が面白いと思い色んな木を使ってやりました。
ありがたいことにとても喜んでくださって、ホッとしたのを思い出します。

たまたまその後引っ越した先がご近所で、最近は私の砥ぎ仕事の大事なお客様です。
まだ箱があることを聞いて、記録のために貸してもらったので。ついでにアップ。
かじってくれた犬は、この五年ほどの間に旅立ってしまいました。

縁をくれた、トト、ありがとね。



2015年4月13日月曜日

どんぐりセット、一期生完了。

出来上がっているケースの分だけ
どんぐりセットを完成させました。
「どんぐりセット」、というのは
・どんぐり笛
・どんぐり笛の作り方説明書
・ケース
の三点です。
三点セット。
折った説明書きを詰めているところ。

 商品と一緒に、それの作り方も一緒に教えるというのは、かなり奇妙なことのような気がするのですが、私は、これを販売すると決めた時から、考えていたことでした。

 この笛は商品でありながら、やはり作品だと感じています。
 
 この紙を見て、もしひとりでも本当に「マイどんぐり笛」をつくってくれたら。
たとえつくらなくても、これがきっかけで、ふと、どんぐりに目がいったり、なんでもない音が
気にとまったり。そんなことがあったら、それだけでもだいぶ満足です。

まあ、だいたいこんなこと知ったとして、それを商売にしようなんてこと考える人は
相当商才がない気がします。

もし作ってくれたら、「こんなもん、こんなに作ったんか!」とあきれるか、
はまってしまうかどちらかですね。きっと。

説明書、だいぶまじめに遊んでつくりましたよ。
ぜひ見てほしいな。

つくんなくていいから。

色とりどり。
全部で64ケ。
どれにどんな笛が入ってるのかは
開けてみなければわかりません。

ninjinsanの門出

このあたりは、
立派な桜がたくさんあって、
特に家のそばの公園の桜は
花ももちろん、その桜吹雪の見事さは
花そのものにも劣らない見応えです。

今年は、桜の季節にやたらと雨が多くて
盛りを迎えるまでは何とか見られたのだけれど、
その後はずっと天気が悪く
「花吹雪はないなー」と
思っていたのでした。

でも、その雨が、
今までに見たことのない景色を
見せてくれました。

雨でのこらず下に落とされた花びらが
桜のじゅうたんを
つくっていたんです


空は、曇っていたし、
写真もあまり上手には撮れなかったけど。

まるで、白い空気にぐるっと囲まれているような
ふしぎな美しさでした。

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ninjinsaのはじめの一歩。
自分の足で写してみました。
まだ桜には早いだろう、諏訪の地へ。


おめでとう。
応援してます。これからを。
の、気持ちを込めて。

2015年4月9日木曜日

発送完了!

きのうは(も)がんばりました!

どうやら、ninjinsanは11日に開店することが
決まったようです。ひゃほー!

ninjinsanの開店日にどうしても間に合わせたくて
そのためには、今日中に発送しなくてはいけない、
ということに気付いたのは一昨日でした。

また、計算間違えていました。

何しろ、作ることは終わっていても、
書類仕事や、確認、梱包等の
慣れない複雑仕事が、私を惑わせます。

一日に書ける字に限度のある私は
まいにち少しづつ、進める方法で進めてきましたが
やはり、ぎりぎりになってしまいました。

届いてから、「不備発見!」
てなことにならなければいいのですが。

でも、とりあえずやり終えてほっと一息。

たのしみだなあ~

私の勝手な希望としては

まるで「昨日もやってましたよ」、
とでもいうような感じで
いつも通り、みたいにさらりと
店が始まるのがいいなーと、思っているのでした。

これからまた、小物市に向けての
ブツ作りの毎日です。

2015年4月7日火曜日

デイジュ台、つくりました。(動画あり)





ディジュリドゥが何なのかについては、
ここではあえて語らず、進めます。

取りあえず知りたいという方は、
「ウィキ先生」、もしくは「ユーチューブ先生」に
聞いてみてくださいね。

私はディジュを少々たしなんでおります。
一度、近所の飛び込みのライブに参加した時のこと。

ステージがなく、皆さん立つか、椅子かといった感じで
演奏されていて、
「地面座り込み演奏」が基本のディジュ演奏だと
見えなくなっちゃうので、大変困ったことがありました。

また、ディジュだけだと、聴く人には
やや退屈になりがちなので、同時にジャンベかなんか
違う楽器が演奏できたら、面白いかなとも
思っていました。

というわけで、
カメラが取り付けられなくなって使えない
三脚を使って、ディジュリドゥスタンドを作ってみました。

見た目はまるで望遠鏡…
あまりかっこうよくはないですが、結構安定感あります。

実は、作ったのは昨年でして、
そのまま秋がきて、冬が来て…
いまだに外でちゃんと使ったことありません。
えへ。

これから暖かくなりますし、
そろそろ、室外楽の季節ですね~~。

変な目で見られる機会が増えそうです

動画の後ろに聞こえるディジュ、ほんっと下手ですわ。



それにしても、ペンで絵が描けるやつ、欲しいな~

2015年4月5日日曜日

屋号が決まりません!



もうどんだけ前に、描き始めたのか、
考えかけて、止まったまま。
久しぶりに絵をかいて、
ちょっと楽しかったっけ…
左上の感じが今のところ好きです。

納得いくまで、やってみよ。


そうそう、
自分で出店したりするときは
「アレガメ屋」
で出したりしています。
こっちも好きなので、
気分に応じて両方使ってます。

自分としては、
どちらも捨てがたい。ので。

ハンコ作りたいな。


2015年4月3日金曜日

パス!

土曜の朝ぐらいから
「ふらふらするなー、いかんなー」、と
思っていたら、久しぶりにがしっと体調を崩し、
寝込んでおりました。

そしてやっと、少し動き始めました。

と、いうことで、

4月の14日の出店は
今回見送ることにしました。

まだ、少しふらふらしますが
思ったよりは軽く済んだ気がします。

が!、一気に上げないよう、
(言い聞かせ)
少しずつまた、生産に勤しみます。


コツコツコツコツコツ・・・・・

次の目標は、ninjinsan納品と、
5月の出店だ。