結論から先に言います。
いろいろやってみました。調べました。
固まった柿渋は戻りません。諦めるのみ。
ときどき使うことがあるのだけれど、いつも使いきれない柿渋。
100mlという一番小さいビンで買っても、使い切る前に固まってしまう。
(柿渋は一度開封して酸素に触れると酸化が始まって、時間が経つと固まって使えなくなってしまうんです。)
一度に必要な量が少ないからなんだけど、それ以上少ない量では売っていないので仕方がない。毎度もったいなくて悔しい思いをしてしまう。
前回違う用事で購入したビンを確認してみたけど、残りは案の定ほとんど固まっていた。
今もまた、使う用事が出来たのだけど、短期間にまとまった量を使う訳ではないので
色々迷っているのです。
そんなこんなでホームセンターの塗料の棚の柿渋を手に取って眺めていたら、
ボトルの側面にこんなことが書いてありました。
「ゼリー状に固まることがありますが、湯煎するか、少量の水を加えて煮沸すると元に戻ります。」
えっ、…。
早速家に帰って試してみることに。
まず、元の瓶ごと湯煎。竹串で中をかき混ぜる。
↓
変化なし
↓
15分経過
↓
変化なし
↓
鍋にあける(直接煮沸方法に移る)
↓
変化なし
↓
15分経過
↓
変化なし
つまり、変化なし。
上左;固まった柿渋 上右;瓶ごと湯煎する 下左;鍋にあけて水を少し足す 下右;煮詰まった柿渋 |
インターネットで色々商品説明を見ていくうちになんとなく気が付いた。
次の日もう一度ホームセンターに行ってよく読む。
やはり。
多分こういうことだと思う。
・開封前の状態でゼリー状に固まったものは、元に戻る。
(つまり酸化しているわけではない。)
・開封後の固化は酸化であり、これは元には戻らない。
というわけで、ひとつ学びました。
ひとつじゃないな…
柿渋を煮る時は換気扇を最強にするべし。前掛けをするべし。捨てる場所、方法を前もって考えておくべし!熱いうちの柿渋の鍋は部屋から出すべし・・・つまり、臭いんです。
もうやらないからいいけどさ。
あーあ、量り売りしてくれないかなーーー。
大量(原液の倍くらい)、水を加えて煮立たせ(しっかり煮込む人も)、冷まして、上澄みを濾して使うのが一般的ではないかと思います。
返信削除こんにちは。情報をありがとうございます。そうですか、そのやり方は知りませんでした。上澄みを使うという事ですが、自分でやった時も上澄みと言うか、液体の部分と固形部分が分離したような感じになったのですが(上の写真の様な状態)、そんな感じになるのでしょうか?その場合なんですが、成分(効果?)としては変わらないのでしょうか?もしよろしければ教えて頂けたら嬉しいです。
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