2016年8月20日土曜日

市販の冷蔵のピザをより美味しくする

自分で買うことはまずないのだけど、母が時々お昼ご飯用に買ってくる。
焼くだけで食べられるという手軽さで買ってくるものだと思うけれど、大抵少し手をかけます。少しの手間ですが結構出来上がりに違いがあるように感じます。
人が集まるときなんかに買って来た時も使えるんじゃないかな?
生地から作る場合も気を付けることは基本的に一緒ですね。

・焼く前に・・・
①冷蔵庫から出して常温に戻しておく。(時間が無いときは電子レンジの弱で20秒位
~チーズが柔らかくなる程度にかける。火は通さない。)
②生地の縁に着いているチーズを中に寄せる。
③片寄っているチーズをばらして広げる。
④生地の縁過ぎず真ん中過ぎないくらいの位置にぐるりと一周オリーブオイルをかける。(できるだけ少ない量で。細ーくたらす感じ。)
⑤粉チーズを少量振りかける。
⑥オーブントースターを温めておく。

*①と④と⑤はかなり違いが出ます。生地がカリサクに焼けます。焼き時間も短くすみます。②と③は見た目に違いが出ます。均等になるという点では味にも影響あるかな。

・焼く時は・・・
①できるだけ高温で。トーストの設定があったらそれで。
②表面のチーズがグツグツいって、焦げ目がつくまで焼く。
③または表面のチーズが大体溶けたら魚焼きグリルに移し、焦げ目がつくくらいに焼く。

*③はしなくていいけど、いつまでもトースターにかけてても焦げ目が付かないときなんかはこっちの方が早くておいしいと思う。最初からグリルでやる手もあるんだけど、グリルによっては火力が強すぎて中が焼ける前に焦げてしまうことがあるので。

・具を足したい・・・
①生の材料の場合、材料はできるだけ薄く細くきる。(できるだけ短時間で火が通るように。)
②具材が重ならないように置く。(火通りのムラを防ぐ)
③中心部と縁の近くには置かない。(真ん中は火が通りにくくて、水っぽくなりやすい。)
④乗せすぎない。
⑤具材の温度もできれば常温にしておく。
⑥火の通りにくい物をできるだけ上の方に来るように置く。

「ツナとコーンのピザ」に
細切りピーマン、スライス紫玉ねぎ、粉チーズ、オレガノ、粗挽きコショウ追加。

上のピザに
輪切りゆで卵(上に少しマヨ)追加。
名前は忘れたけど、特に具らしい具のない普通のピザに、
スライス紫玉ねぎ+細切りピーマン+粉チーズ+粗挽きコショウ。
上のピザ+ゆで卵+マヨ。
追加具材はすべて冷蔵庫の半端残り物。ゆで卵はもらった。

チーズは足しすぎるとくどくなるというか、バランス悪くなるので注意。
ほかには、細く切ったシイタケ、手で裂いたしめじ、えのき、マイタケなどのキノコ類やハム、薄く切ったウインナー、などの肉っ気。(あんまり火が通らなくても食べられるようなものや加工品がお勧め。)缶詰類(汁気はよく切る。ツナ、オイルサーディン、オリーブ、コーンなど)、ジャコ、焼いた魚のほぐした身(塩じゃけ、アジ、サバなどなんでも。)。ポテトサラダ、切れためんたいやたらこなどなど・・。

ピザのために用意するというよりは、冷蔵庫の半端物や、前の日の夕飯の残り、弁当のおかずの材料余りなどの「あるもの」で考えるのがいいんじゃないかな。

気を付けるのは、とにかく「乗せすぎない」事と、一枚の中に色々詰め込むより、一枚一枚はっきり味のイメージが違うように組み合わると面白くなる。
一枚の中に味の強い物を一緒に乗せないのもコツ。かな。
後はスパイスや調味料、ハーブなんかをアクセントに少し使うとか。

味には関係ないけど、自分は切り分けるときにまな板の上に白い広告を重ねておいてその上で切るんですが、そうすると油やチーズでまな板が汚れないし、そのまま捨てられるので後が楽です。

・・・と、ここまで書いて思ったけど、書くほどのことじゃないな…。
せっかく書いたから、投稿するけど。






2016年8月17日水曜日

チャパティ専用

数か月前に、久しぶりに必要性の低い物を購入しました。
「チャパティ専用のフライパン」です。

以前買い物をしたネットショップから、毎年くる「誕生日月の割引セール」のお知らせが。
その中にこのフライパンがあって昨年から気になっていたのだけれど、必要性の順位を考えるとかなり低いので我慢。しかし、とうとう今年購入してしまった。価格は割引後で1400円位。

それがこれ。⇓

中央が少しくぼんでいる。
鋼鉄製で鉄板の厚さが2ミリあってかなり厚い。直径は約23センチ。
通常のフライパンのように縁がなく、薄い生地をひっくり返しやすい。

このフライパン、随所に「インドクオリティ」が見られ、本場の空気を満喫できる。
まず、入っていたポリ袋は製造過程で付いたと思われる鉄粉で真っ黒だ。もちろん本体もまんべんなく黒くて、取り出しただけで手は真っ黒になる。
貼ってあるシールは糊残りが強烈。これは商品レビューを書いてた人のほとんどが書いていたので、事前にペイントうすめ液を用意してあり、簡単に取ることができた。
裏側のリベットは飛び出している部分を半分だけ削ってある。
また、鉄板の縁はバリをとるためにグラインダーで削ってあるのだけれど、グラインダーのかけ方が荒くて、新たにギザギザを付け足しているかのよう。
・・・、などなど。

まず洗剤で二度洗い。シールをはがしてシンナーでふき取り、もう一度洗う。
最初の空焼きはしなくてもよさそうだったけれど、やることにした。
まず青くなるまで熱して、サラダ油をたっぷり注ぎ、しばらく置いて油をなじませたら布で余分な油をふき取る。油は入れる量が少ないと、鉄板が熱すぎて発火することがあるので注意。後、縁が無いので普通のフライパンの様に油を溜めることができずこぼれやすいのでこれも注意。

今回はチャパティ用の小麦粉、「アタ粉」も購入。
さて、ここまでやったのだけど、なかなか焼けずにいてふた月ほどたってやっと使いました。

うーーーん、すごくいい!期待以上。こういう時ってじわじわ嬉しい。

プラスチックの付いた柄は握りやすく、熱くならないし、生地は油をひかなくても何枚焼いてもくっつかない。粉のせいもあるかもしれないけど焦げ目もきれいに付くし、鉄板が厚いから温度変化がゆっくりで安定している。縁が無いから返しやすいし、生地を滑らして移すのがしやすい。

それから食べ物を持ち寄るような機会がたまたま何回かあって、そんな時に焼いて持っていきましたが、なかなか好評。

ちなみにチャパティを焼くときは最後に生地を火の中に直接投入するのだけれど、その時の生地の膨らみ方が面白くてそれが見たくて焼きたくなってるような気がする。