2015年11月6日金曜日

注連縄の準備

今日は来年の注連縄を作る藁の掃除をしました。

私の場合特に、注連縄用に刈った青い藁ではなく、収穫後の藁で作るので
掃除は欠かせません。
左;掃除前/右;掃除後
掃除をするとひと束が半分くらいになってしまいます。
取り除いたすさの一部は、出来上がった注連縄を磨くのに使います。
「藁は藁で磨く」と、しめなわの作り方を教えてもらった時に一緒に教わったのですが、
ほんとにきれいな光沢が出ます。

昨年は12月に入ってから急に思い立って知り合いに藁を分けてもらい、
年末までにぎりぎり間に合わせることができた次第。

作るなら早めに、と、今年は近所でお米を作っている方に早めにお願いしておきました。
なんと、無農薬有機栽培のお米の藁ですよ。藁だけは一級品です。
お代は自分が焼いたパンで物々交換です。

ちなみに下の写真は以前作った極小しめなわ。(携帯電話で撮影)
紙垂(しで)の折枚数が変なのはご愛嬌。たばこは吸いません。

久しぶりの藁。いい匂いですねー。香ばしいというのかな。頭を突っ込みたくなります。


正直ここ2か月以上、体調の方があまり良くないです。
しかもだんだんしんどさが増しているような感じで結構参っています。
それまでしばらく自分でも驚くほど調子が良いのが続いていたから余計かも知れない。

とにかく体が重く疲労感が続きます。
ほぼ毎晩夢を見てうなされます。時にはびっしょりと寝汗をかいて目が覚めたり。
熱が出たり、運動したわけでもないのに息があがったまま、下したり、吐いたり・・・。
部分減薬の影響もあるのかなあ・・・。副作用(今の薬は効果も感じたけど、
動悸、息切れも最初ひどかったから。)の波が来たかな?・・・わかんないや。

昨日は午前中にへばってしまい、指先にも力が入らない。
少し休んでみることにして、30分ちょっとソファにもたれてウトウトしたら
結構楽になりました。
なので今日は朝から少し動きを軽めにしてみたら、夕方近所の空き地で
藁の掃除ができました。
無理をせず、三束でやめて帰ってきたつもりが
帰ってきたらしばらく動けずに部屋で座り込んでいました。

くだらないことたくさん書いているから、「いろいろやれているじゃないか」
と思う人の方が多いんでしょうねー。実際くだらないこと結構してますし。

まあ、そんなこんなですが、諦めずに日々一歩一歩、こつこつとやれることを。
そんなふうに過ごしています。
だいじょうぶ。

しめなわはまた出来たら載せるつもりです。

2015年11月5日木曜日

柿渋は元に戻らない。

柿渋。

結論から先に言います。
いろいろやってみました。調べました。
固まった柿渋は戻りません。諦めるのみ。

ときどき使うことがあるのだけれど、いつも使いきれない柿渋。

100mlという一番小さいビンで買っても、使い切る前に固まってしまう。
(柿渋は一度開封して酸素に触れると酸化が始まって、時間が経つと固まって使えなくなってしまうんです。)
一度に必要な量が少ないからなんだけど、それ以上少ない量では売っていないので仕方がない。毎度もったいなくて悔しい思いをしてしまう。
前回違う用事で購入したビンを確認してみたけど、残りは案の定ほとんど固まっていた。

今もまた、使う用事が出来たのだけど、短期間にまとまった量を使う訳ではないので
色々迷っているのです。

そんなこんなでホームセンターの塗料の棚の柿渋を手に取って眺めていたら、
ボトルの側面にこんなことが書いてありました。

「ゼリー状に固まることがありますが、湯煎するか、少量の水を加えて煮沸すると元に戻ります。」
えっ、…。

早速家に帰って試してみることに。

まず、元の瓶ごと湯煎。竹串で中をかき混ぜる。

変化なし

15分経過

変化なし

鍋にあける(直接煮沸方法に移る)

変化なし

15分経過

変化なし

つまり、変化なし。
上左;固まった柿渋 上右;瓶ごと湯煎する
下左;鍋にあけて水を少し足す 下右;煮詰まった柿渋


インターネットで色々商品説明を見ていくうちになんとなく気が付いた。
次の日もう一度ホームセンターに行ってよく読む。
やはり。
多分こういうことだと思う。

・開封前の状態でゼリー状に固まったものは、元に戻る。
(つまり酸化しているわけではない。)
・開封後の固化は酸化であり、これは元には戻らない。

というわけで、ひとつ学びました。
ひとつじゃないな…
柿渋を煮る時は換気扇を最強にするべし。前掛けをするべし。捨てる場所、方法を前もって考えておくべし!熱いうちの柿渋の鍋は部屋から出すべし・・・つまり、臭いんです。
もうやらないからいいけどさ。

あーあ、量り売りしてくれないかなーーー。